2021年度の「南房総ワーケーション」現状お伝えします
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南房総らしい出会いのある「南房総ワーケーション」。リモートワークの普及でワーケーションしやすくなったと感じる人がいる一方で、まだまだワーケーションへ踏み出せない人が多いのも実情です。
実際に2021年度前半の南房総でのワーケーション利用状況を宿泊施設利用状況を元にまとめました。
6か月の利用者は45組
南房総ワーケーションサイトでご紹介しているワーケーション設備のある宿泊施設10施設に利用状況を聞きました。
2021年4月~9月の間で、ワーケーション利用の宿泊者は45組。団体利用もありましたが、1~3名での利用が多く見られました。いずれも特徴としては連泊することが多い点が挙げられます。また、テレワークが基本なので施設内でのWi-Fiの利用はもちろん、部屋以外のワークスペースの利用もありました。
海の近い施設では海水浴や海での散歩をたのしむ方が多く、BBQのできる施設では団体でのBBQで交流を深める様子もみられました。バケーション部分もしっかり楽しんでいたようです。
利用者の感想では「眺望が良かった」「静か」というロケーションを評価する声とワークスペースや施設の設備が良かったという声が複数ありました。また、ワーケーション利用だと明言せずに、ワークスペースを利用したケースもあり、表にあらわれていないワーケーションでの施設利用者もいたのではないかと考えられます。
以上の結果から、ワーケーションという言葉はよく耳にするようになり認知度は上がりましたが、特に団体利用は少なく、企業単位でのワーケーションはまだまだ実施に至っていないという状況が分かります。大きな理由のひとつは、企業側の準備ができていないこと。福利厚生やワーケーションのための仕組みが企業側に整っていないのが現状のようです。
南房総でワーケーションの一歩を
ワーケーションを含む福利厚生の充実は人材確保や企業ブランディングの一環と以前から言われていますが、企業価値を表す指針としていま注目されているのがESG経営。持続可能な社会を目指すSDGsとともに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点が企業価値になるというグローバルな動きも見られ、ESG投資額も年々増え続けています。
その点からも、環境配慮やワークライフバランスなどを実感できるアクティビティが充実した「南房総ワーケーション」がおすすめです。
【企業ワーケーションにおすすめのアクティビティ】
・SDGsを学ぶ『里山ウォーク』『無人島ツアー』『ジビエバーベキュー』
→特集記事 https://minamiboso-workation.jp/feature/497
・リフレッシュしながらワークライフバランスを考える『自然を感じるデジタルデトックス』『海と森、大房岬を巡るセラピーウォーキング』
→ https:/minamiboso-workation.jp/feature/313#digital
→ https://minamiboso-workation.jp/activity#activity17
・地域課題からSDGsやESGのヒントを得る『地域課題総論』
→ https://minamiboso-workation.jp/activity#activity13
学べるアクティビティを組み込んだワーケーションはESGとしても効果があり、企業イメージを向上させるだけではなく企業評価の部分でも注目すべき、と南房総ワーケーションコンシェルジュも考えています。
都心から近い場所で、都心ではできないボリュームの大きいアクティビティが可能な南房総。いち早く企業としてのワーケーションへの取り組みを、南房総でお試ししてみてはいかがでしょうか?